【ソウル16日聯合ニュース】北朝鮮の内閣機関紙「民主朝鮮」は16日、北朝鮮と米国間の信頼関係を築く上で「停戦(休戦)協定を平和協定に変えることよりも効果的で建設的な代案はない」と主張し、平和協定締結を改めて促した。北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えた。
 民主朝鮮は「朝米(米朝)関係の根源的問題に手をつけるときが来た」と題した論評で、「朝米が停戦協定を平和協定に変えれば、信頼醸成において根本的革新が起きる。今は根源的問題に手をつけることで、朝米敵対関係清算の決定的な突破口を見出すときだ」と主張した。
 また、北朝鮮外務省が11日に声明を発表し、休戦協定当事国に平和協定会談の開催を提案したことについて、1994年の米朝基本合意書をはじめとするこれまでの合意文が日の目を見れず、6カ国協議が空転している原因は米朝間の信頼不足にあるとし、「信頼関係が築かれてこそ相互関係の問題が順調に解決されていく」と強調した。
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