外相会合での柳長官(前列左)=16日、東京(聯合ニュース)
外相会合での柳長官(前列左)=16日、東京(聯合ニュース)
【東京16日聯合ニュース】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は16日、東京で開幕したアジア中南米協力フォーラム(FEALAC)第4回外相会合に出席し、開幕式で演説を行った。
 柳長官は演説で「今回の会合はFEALACが成熟期に向かう上で重要な発展を遂げる契機となる」とし、グローバルイシューにあたる環境と持続可能な発展、世界経済の金融危機、社会的統合分野における加盟国間の協力策について論議することは非常に意味が大きいと述べた。
 また、11月に韓国で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議でFEALAC加盟国の関心と要求が反映されるよう努力し、特に、経済危機克服のための国際レベルの協力措置を扱っていくと強調した。
 柳長官は、韓国が2007年から運営しているFEALAC公式ウェブサイトを、常設事務局を持たないFEALACのサイバー事務局として活用する案を正式に提案し、全加盟国から支持を受けた。
 また、韓国の温室効果ガス削減計画や低炭素グリーン成長政策、2012年に開催される国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)の韓国招致を進めていることなどを紹介した。
 ことしで創設11周年を迎えるFEALACは、今回新たに加盟国となったモンゴルを含め東アジア16カ国、中南米18カ国で構成され、東アジアと中南米の協力と相互理解の増進を目標としている。
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