講演するボズワース代表=13日、ワシントン(聯合ニュース)
講演するボズワース代表=13日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン13日聯合ニュース】米国のボズワース北朝鮮担当特別代表は13日、「数週間または数か月以内に(北朝鮮関連の)外交的プロセスに戻り、基本的な問題を扱い、進展させることを希望する」と述べた。米ワシントンで韓米経済研究所(KEI)主催行事に招かれ演説した席で、6カ国協議再開問題に関する立場をこのように示した。
 この発言に特別が意味があるかと問われると、ひとまずは希望だと答えるにとどめた。昨年12月にボズワース代表とソン・キム6カ国協議担当特使が訪朝しオバマ政権初の米朝対話を行った後、ボズワース代表が6カ国協議の再開希望時期に具体的に言及するのはこれが初めて。
 ボズワース代表は「訪朝は生産的で有用だったが、いつ、どのように6カ国協議プロセスを再開するかについては合意できなかった」としながら、6カ国協議再開がオバマ政権の目標であり、早期実現を目指して北朝鮮や協議参加5カ国との協議を続けていく考えを示した。ただ、米朝の次回対話の可能性に対しては、計画がないと答えている。
 また、北朝鮮が6カ国協議復帰の前提条件として制裁解除を要求したことについて、「国連安全保障理事会決議1874はそうした要求に対する答えを盛り込んでいる。北朝鮮が6カ国協議に復帰し、非核化に向けた進展があれば、安保理は制裁内容を変更するための妥当性を検討することになるだろう」と述べた。

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