【釜山14日聯合ニュース】釜山出入国管理事務所が14日に明らかにしたところによると、昨年に釜山港国際旅客ターミナルを利用した出入国客数は95万6580人で、2008年(147万9359人)に比べ35%減少した。
 国内の不況と新型インフルエンザの影響で、韓国人の出入国者は52万4323人と前年比51%急減。これに対し、外国人の出入国者は43万2257人と前年比で6%増えた。ウォンの対円相場がやや下落した昨年9月から日本人観光客数が徐々に増えた上、新型インフルエンザが収まりをみせたため、外国人入国者が増えていると事務所側は説明している。
 一方、昨年に釜山出入国管理事務所が取り締まった不法滞在外国人は2031人と集計された。国別では中国人が722人と最も多く、ベトナムが469人、フィリピン人が144人など。全体のうち、1945人に対し本国への出国措置が取られた。

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