【ソウル13日聯合ニュース】国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロス・カーン専務理事が7月に訪韓する予定だ。
 企画財政部が13日に明らかにしたところによると、カーン専務理事は7月12、13の両日にソウルで開かれるIMF主催のアジア会議に出席するため韓国を訪問する。同部高官関係者によると、アジアコンファレンスの韓国開催はIMF側が提案したという。
 IMF専務理事の訪韓は、2005年5月にロドリゴ・ラト氏が済州で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務大臣会合出席して以来。その後もIMF専務理事の訪韓は進められてきたが、実現しなかった。今回は、韓国が主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)議長国となり、また同サミットの韓国開催も決まったことを受け、アジアコンファレンスを韓国で開催し専務理事がこれに出席することで、IMFと韓国の連帯強化を積極的に進めるものだと伝えられた。
 これまでに訪韓したIMF専務理事は、大統領、企画財政部長官、韓国銀行総裁らと会談していることから、カーン専務理事も李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問し、尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官、李成太(イ・ソンテ)総裁と会う可能性が高いとみられる。

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