旅行客で込み合う仁川国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)
旅行客で込み合う仁川国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)
【永宗島12日聯合ニュース】仁川国際空港を通じ出入国した海外旅行者の数が、金融危機前の水準を回復した。
 仁川空港税関が12日に明らかにしたところによると、昨年第4四半期の仁川空港利用者数(乗り換え・乗り継ぎを除く)は前年同期に比べ3%増の574万人を記録した。特に12月に韓国人の海外旅行者は前年同月を26%上回った。税関は海外旅行者の増加について、新型インフルエンザの流行がある程度治まり、年末年始を迎え海外旅行需要が集中したためと分析した。
 また、酒類など高価な搬入品も増加した。税関が昨年第4四半期に282万人の入国旅行者の2.0%(約5万6000人)に対し携帯品検査を実施したところ、酒類の搬入が5404件で前年同期比358%増と集計された。たばこは2276件で142%、高級時計は952件で101%、それぞれ増加した。そのほか、ハンドバックが2840件(172%増)、化粧品が431件(82%増加)、カメラが71件(82%増)など。景気回復の流れを受け、海外旅行者の消費需要が盛り返したと考えられる。
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