【水原12日聯合ニュース】京畿道華城市に開発中の松山グリーンシティーにユニバーサルスタジオリゾートを造成する事業が、19日の事業宣布式とともに本格化される。道が12日に明らかにした。宣布式はソウル市内のホテルで行い、金文洙(キム・ムンス)道知事のほか投資者として参入するポスコ建設、造成用地を所有する韓国水資源公社など関連16機関の関係者、米ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツ(UPR)の最高経営陣が出席する予定だ。関連官庁長官らも招く。
 宣布式当日、道と関連機関は事業推進に向け積極協力する内容の基本協約書にサインする予定だ。これとともに、関係機関とUPRはリゾート造成事業の本契約締結に向け本格的な協議に入る合意書にサインする計画。
 道は事業推進に向けた本協約は6月までに完了すると見込んでいる。本協約の締結後、ユニバーサルスタジオリゾートは2013年の完工を目指し、土地補償を皮切りに造成事業に着手する。
 これに先立ち、ポスコ建設、USKプロパティホールディングス、ポスデータなどは、ユニバーサルスタジオリゾート開発事業に向け、すでに昨年末、プロジェクト金融投資会社と資産管理会社(AMC)を設立している。
 ユニバーサルスタジオは、2兆9000億ウォン(約2377億円)余りを投じ、華城市新外洞の松山グリーンシティ内435万2819平方メートルの用地に、テーマパーク、ウォーターパーク、シティーウォーク(ショッピングモール)、ホテル、コンドミニアム、ゴルフ場などを備える滞在型複合リゾート団地として建設する予定だ。京畿道は2007年10月から道内へのユニバーサルスタジオリゾート誘致を進め、同年11月にUPR、水資源公社とリゾート造成に向けた了解覚書を締結した。
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