【ソウル7日聯合ニュース】サムスン電子が昨年第4四半期、過去最大の売上高を記録した。
 サムスン電子は7日、国内外合わせた連結ベースの昨年第4四半期業績(暫定集計)を、売上高39兆ウォン(約3兆1795億円)、営業利益3兆7000億ウォンと明らかにした。売上高はこれまでの最高記録だった直前四半期(35兆8700億ウォン)を8.7%上回った。営業利益は直前四半期(4兆2300億ウォン)に比べ12.5%少なかったが、年末を控えるこの時期はマーケティングコストが増加することを考慮すると、相当の好業績と評価される。
 サムスン電子は米国発金融危機が本格化した2008年第4四半期の営業収支では、7400億ウォンの赤字を計上している。
 昨年第1~3四半期の売上高は97兆500億ウォン、営業利益は7兆2200億ウォンとなっている。第4四半期の暫定値に基づき推計すると、昨年の通年売上高は136兆500億ウォン、営業利益は10兆9200億ウォンに達する見通しだ。韓国企業では初の売上高100兆ウォン・営業利益10兆ウォン企業になるものと期待される。
 昨年の営業実績確定値は今月下旬に発表する予定だ。
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