【釜山6日聯合ニュース】釜山と日本・九州をひとくくりにした「超広域経済圏」の投資活性化を目指し、両地域の企業を相手国で上場させる活動がことしから本格的に進められる。
 釜山投資支援会は6日に役員懇談会を行い、ことしの事業計画を点検した。ことしはまず、海外に上場している釜山の企業について事前調査を行い、対象企業を選定した後に投資説明会を開くなど、日本・福岡証券取引所への株式上場を進める。来年からは蔚山や慶尚南道などの企業の上場も進める方針だ。

 また、九州の投資支援会と協議し、福岡や九州地域の優秀な企業についても韓国取引所への上場を推進する。韓国取引所も、九州を対象にした上場説明会やベンチャーキャピタル懇談会、現地企業面談などを実施し、日本企業の上場を誘致する考えだ。

 釜山投資支援会はあわせて、釜山を含めた慶尚南道や蔚山への投資を希望する九州の投資家に情報を提供し、現地法人・現地工場の設立もサポートしていく方針だ。

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