李健熙氏=(聯合ニュース)
李健熙氏=(聯合ニュース)
【ソウル6日聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)委員を務める李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスングループ会長が、2018年冬季五輪の江原道・平昌招致活動のため6日に米国に向かった。サムスン関係者が伝えた。
 ラスベガスでは現地時間7日から4日間の日程で世界最大規模の家電見本市「CES2010」が開かれ、李前会長はこれを参観しながら現地で招致活動を展開するとみられている。これと関連し、ある消息筋は「IOC委員数人が開催期間中にラスベガスを訪問するものと承知しており、李前会長は委員らに招致への協力を求めると予想される」と伝えた。
 李前会長は、サムスンSDSの新株予約権付社債(ワラント債)低価発行や脱税事件と関連し、昨年8月に懲役3年、執行猶予5年の確定判決を受けた。その後、3度目の挑戦に乗り出した平昌が冬季五輪を招致できるよう、IOC委員としての後押しが必要だとの理由で、同年12月31日に単独で特別赦免・復権された。

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