【ロサンゼルス5日聯合ニュース】現代・起亜自動車が、約30年ぶり最悪と言われた昨年の米国自動車市場で唯一、販売増を記録した。
 自動車メーカー各社が5日に発表した業績によると、現代自動車の昨年の米国市場販売総数は43万5064台で、前年より8.3%増加した。シェアは前年比1.2ポイント上昇の4.2%と見込まれる。昨年12月の販売数は、前年比40.6%増の3万3797台だった。
 起亜自動車も、昨年は米国市場で30万63台を販売、前年比9.8%増を記録した。2007年に次いで2度目の年間販売30万台突破となった。昨年12月の販売数は、前年比47.3%増の2万1048台。
 一方、米国市場トップのゼネラル・モーターズ(GM)の昨年の販売数は210万台余りで、前年比30%急減した。昨年12月の販売も5.7%減っている。クライスラーは12月販売が3.7%減、年間で36.0%減。フォード・モーターは12月販売が33.0%増加するも、年間では15%減少した。
 日本のメーカーでは、トヨタ自動車が12月販売で32.0%の伸びを記録したが、年間では20.0%減少。ホンダは年間19.0%減、日産自動車は12月販売が18.0%増加、年間では19.0%減少した。

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