【ソウル4日聯合ニュース】自動車業界が4日に明らかにしたところによると、国内完成車メーカー5社は昨年に国内138万6089台、輸出405万9174台と合計544万5263台を販売、前年比1.9%増を記録した。グローバル経済危機のあおりで輸出は前年比3.3%減少したが、老朽車両買い替え時の税制支援や新車効果で国内販売は21.0%急増した。
 国内1位ブランドの現代自動車は昨年に国内で70万2672台、海外で240万4090台の合計310万6762台を販売、グローバル販売台数が初めて300万台を突破した。国内販売は23.1%、輸出は8.7%、それぞれ増加し、全体では11.6%の伸びとなった。
 起亜自動車は国内販売が前年比30.3%増の41万2752台、輸出が3.5%増の112万2242台だった。合計では9.6%増の153万4994台を売り上げた。
 GM大宇は国際的な不況で輸出が打撃を受け、前年比34.4%減の57万8758台と集計された。
 ルノーサムスン自動車も国内販売が前年比31.0%急増したものの、昨年通年では3.7%減の18万9813台となった。
 昨年末に裁判所が回生計画案を強制的に承認した双竜自動車は、合計で3万5296台を販売した。裁判所の調査機関が算定した目標台数(2万9286台)を21%上回り、早期の経営正常化への期待が高まった。

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