【ソウル4日聯合ニュース】外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は4日の仕事始め式で、外交通商部はこれまでの成果を基盤に、ことしは「より大きな大韓民国」を築く外交的な努力を展開していくとの方針を示した。特に、「ことしソウルで開催の主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)を国の品格を高める契機とし、徹底してその準備を進めていく」と述べた。 
 韓国は外交の地平が日ごとに拡大し、今や国際社会の幅広い分野で中心的な役割を担っているとしながら、自負心と使命感をもって業務にまい進するよう求めた。
 また、北朝鮮核問題にも言及。完全で検証可能な北朝鮮非核化の達成を目指し、韓国提案の一括妥結策(グランド・バーゲン)に対し6カ国協議参加5カ国から支持を取り付け、6カ国協議再開への努力を倍増するとした。
 国内では、国会と政府、メディア・学界などの関係者が参加する外交競争力強化委員会を構成して知恵を集めているが、そこでの案が実際に施行され、外交インフラの強化につながるまでには相当な時間がかかるだろうと述べた。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0