韓元首相と元大韓通運社長、同じ法廷で裁判

【ソウル３０日聯合ニュース】収賄容疑（特定犯罪加重処罰等に関する法律違反）で在宅起訴された韓明淑（ハン・ミョンスク）元首相が、韓元首相にわいろを渡したとされる郭泳旭（クァク・ヨンウク）元大韓通運社長（拘束・起訴済み）と同じ法廷に立つ予定だ。　ソウル中央地裁は３０日、韓元首相の弁護士からの要請を受け、面談を行った結果、韓元首相の裁判を郭元社長の贈賄容疑に対する審理とともに進めることを決めた。証拠調査計画は公判準備手続きを経て決める予定だ。郭元社長の横領容疑に対する審理は別途に行われる。　裁判所側は、韓元首相の弁護士が裁判を迅速に進めてほしいと要請した点や韓元首相と郭元社長が共犯として起訴され、事実関係に対する調査が重複するしかない点を考慮したとみられる。 韓元首相は２００６年１２月に首相公館で、郭元社長から大韓石炭公社社長任命に便宜を図るよう頼まれ、５万ドル（約４５０万円）を受けとった疑いをもたれ、２２日に起訴された。 japanese@yna.co.kr