【ソウル28日聯合ニュース】韓国銀行が28日に発表した12月の消費者動向調査結果によると、同月の消費者心理指数(CSI)は、前月と変わらず113だった。
 この調査は、11~18日に全国56都市2125世帯を対象に実施した。CSIは経済に対する消費者の心理を反映し、基準値100を超えると景気が上向くと見る人が多いことを意味し、100を下回るとその逆となる。
 経済状況に対する認識を反映する現在の景気判断CSIは106で、前月より4ポイント下落した。今後の景気見通しCSIは118で、1ポイントの下落。就業機会見通しCSIは102で1ポイント上がり、物価水準見通しCSIは139で4ポイント上昇した。金利水準見通しCSIは128で、1ポイント下がった。
 家計の現在の暮らし向きに対するCSIは95、暮らし向き見通しCSIは106で、いずれも前月より1ポイント低かった。家計収入見通しCSIは横ばいの103、消費支出見通しCSIは1ポイント上昇の112だった。
 韓国銀行関係者は、実体指標の回復勢が若干鈍った上、ドバイショックやギリシャ債務問題、原油高など、国内外の不確実要因が心理に反映されたと分析した。ただ、消費者心理指数は5か月間110台を維持しており、安定圏に入ったようだとしている。
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