【ソウル24日聯合ニュース】文化体育観光部は24日、国立博物館と国立美術館の無料観覧措置を当面維持する方針を示した。
 政府は、李明博(イ・ミョンバク)大統領の選挙公約に基づき、昨年5月から14か所の国立博物館と国立現代美術館の常設展に限り無料観覧を実施してきた。
 文化体育観光部関係者は「最近の経済回復にもかかわらず、文化消費における二極化は改善されておらず、政府の親庶民政策に合わせて無料観覧を続ける必要があると判断した」と説明した。
 同部は今年10月に、収益者負担原則と文化享有権のバランスを取るため観覧料を有料化し、観覧料免除対象を青少年や弱者層などに拡大する内容で観覧規則を改正している。
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