【ソウル24日聯合ニュース】知識経済部貿易委員会は24日、日本・インド・スペイン産のステンレス棒鋼に賦課している反ダンピング関税を3年間延長すると明らかにした。
 これを受け、日本の山陽特殊製鋼は、輸入国が満足できる水準に価格を上げるプライスアンダーテイキング(価格約束)措置を取った。インド・ビラジャの製品には3.33%、その他メーカーは15.39%の関税が割り当てられる。
 ステンレス棒鋼は、自動車、化学機械、厨房用品、建設資材などに用いられる。2004年7月30日から5.11~15.39%の反ダンピング関税がかけられている。
 貿易委は、国内生産者のポスコ特殊鋼、セア特殊鋼などの要請を受け、ことし3月末から国内市場と海外供給者現況を調査。その結果、反ダンピング関税を延長しなければ、国内産業の被害が再発する懸念があると判断した。
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