【ソウル23日聯合ニュース】教育科学技術部と韓国科学技術企画評価院は23日、ことしの国家科学技術革新力量評価の結果、韓国の科学技術革新力が経済協力開発機構(OECD)の30加盟国中12位を占めたと明らかにした。
 政府は韓国の科学技術革新力を総合的に診断・評価するため、2006年から同評価を実施している。科学技術革新力を資源、環境、ネットワーク、活動、成果の5部門31指標に分けてOECD加盟国と比較し、科学技術革新力量指数として算出する。
 ことしの韓国の力量指数は31点満点中11.28点で、OECD平均の9.64を上回った。世界順位は2007年から変わっていないが、1位の米国を基準とした相対水準は毎年上昇している。
 韓国を総合的にみると、研究開発投資や研究人材、特許・論文など科学技術基本計画の量的な成果目標と関連するこの指数自体は徐々に改善しているが、科学技術革新力を構成する一部の部門で力不足が指摘された。成果の創出と拡散に基盤を置く環境、ネットワーク部門の強化のほか、中長期的には部門間の不均衡緩和、容易性の強化を通じた研究開発の質的高度化、制度改善、認識の変化などを戦略的に進める必要があると分析された。
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