京畿道・城南のソウル空港に到着後、タラップを降りる李大統領=19日、ソウル(聯合ニュース)
京畿道・城南のソウル空港に到着後、タラップを降りる李大統領=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に出席するためデンマーク・コペンハーゲンを訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領が19日に帰国した。
 李大統領は現地時間の17日に開かれた総会での基調演説で、2012年に開催される第18回会議(COP18)の韓国誘致の意向を示すとともに、来年上半期中に世界の識者、専門家、市民活動リーダーらが参加するグローバル・グリーン成長研究所(GGGI)を設立する計画を発表した。
 続けて、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの教授で世界的な気候経済学者のスターン博士をはじめとするGGGI設立関係者と歓談し、GGGI設立を通じ国内外にグリーン成長の具体的方法論を提示すると明らかにした。
 18日にはCOP15首脳級会合に出席し、オバマ米大統領、温家宝中国首相らに続き環境保全グループ(EIG)首脳代表として演説を行った。同日は、来年の第16回会議(COP16)議長国メキシコのカルデロン大統領との会談が予定されていたが、首脳級会合が長引いたため取り消しとなった。
 李大統領は今回のデンマーク訪問を最後に、ことしの海外訪問の日程を終えた。

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