【ソウル18日聯合ニュース】大宇造船海洋が欧州で相次ぎ船舶を受注している。イタリアからロールオン・ロールオフ船(ローロー船)4隻を受注したのに次いで、18日に米州の企業2社からそれぞれドリルシップ2隻と半潜水式石油掘削リグ1隻を受注した。今回の受注により、ことし通年の受注額は31億ドル(約2776億円)に達した。
 ドリルシップ2隻の価格は約1兆2464億ウォンで、大宇造船海洋の売上高の11.3%に当たる規模。大きさは全長243メートル、幅42メートルで、全地球測位システム(GPS)とコンピューター制御推進システムで構成されたダイナミック・ポジショニング・システムを通じ、船舶を掘削地点に正確に位置させることができる。最大水深1万フィート(約3000メートル)の海上で、最大4万フィート(約1万2000メートル)まで掘削が可能だ。2012年3月までに船主に引き渡される予定。
 半潜水式石油掘削リグは約6337億ウォンで、これもやはり海水面から最大4万フィートまで掘削できる。2011年末に船主に引き渡される。
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