収賄疑惑の韓元首相「でっち上げ捜査には応じない」

【ソウル17日聯合ニュース】韓明淑（ハン・ミョンスク）元首相は17日、自身に対する収賄疑惑について、改めて潔白を強調するとともに裁判で堂々と真実を明らかにする姿勢を示した。
　検察は、韓元首相が2007年、郭泳旭（クァク・ヨンウク）元大韓通運社長（拘束・起訴済み）から人事に便宜を図る見返りに5万ドル（約449万円）を受け取ったとみて、先ごろ逮捕状を取った。
　韓元首相はソウル・盧武鉉財団で行われた「政界・市民社会元老懇談会」で、検察に対し「逮捕状を取ったのなら即執行すべきだ」と促しながらも、「出頭してもでっち上げ捜査には一切応じない」と述べた。自分に恥ずべきところはなく、堂々と裁判に応じるとしている。
　事件と関連し、検察は韓元首相が自ら出頭する可能性がないと判断した場合、早ければ18日にも逮捕状の執行を試みると予想される。