【ソウル17日聯合ニュース】ソウル都心に位置する世宗文化会館の一帯が、市民の憩いの場として整備される見通しだ。ソウル市は17日、世宗文化会館に展望カフェと展望エレベーターを設置し、世宗路公園の再整備を行うなど、市民のための新たな休息空間を造成する計画を明らかにした。
 世宗文化会館と政府中央庁舎の間に位置する世宗路公園は8868平方メートルの小さな公園だが、これまで施設物などに遮られ公園として機能していないとの指摘を受けてきた。
 市は公園の進入路を整備し、世宗路駐車場の入口を縮小する一方、歩道周辺には芝生を植え、快適化を目指す。来月1月から実施設計に取り掛かり、来年4~5月に着工する計画だ。
 また、世宗文化会館屋上への展望カフェ設置も来月から本格的に進める。市民がカフェを便利に利用できるよう世宗路公園から直通エレベーターを設置し、エレベーターからカフェまでは橋でつなぐ。エレベーターは全面ガラス張りにし、外の景色を眺めることができるよう設計する計画だ。
 市関係者は、展望カフェと整備後の世宗路公園が周辺の景観と調和を成し、都心の新たな名所になるものと期待している。
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