【ソウル16日聯合ニュース】韓国文化を象徴するものとは――。韓国文化の深層研究・教育を通じ韓国学の振興を目指す韓国学中央研究院がこのほど、英文冊子「21 Icons of Korean Culture」を刊行した。

 韓国を代表する象徴物として、非武装地帯(DMZ)、金剛山、訓民正音、朝鮮王朝実録、キムチ、ビビンバ、テコンドー、アリラン、ソウル、慶州、済州島、平壌、白頭山、八万大蔵経、韓服、韓屋、プルコギ、高麗人参、パンソリ、クッ(土俗的な祭事)、孝の21のアイテムを挙げている。これらは2006年に文化体育観光部が選定した「100大民族文化象徴」から厳選された。

 冊子は、韓国に関心を持つ一般人がそれぞれの全体像を把握できるよう、項目ごとに各分野の専門家が執筆した。例えば高麗人参の場合、栽培の歴史から種類、効能、さまざまな製品まで解説している。
 研究院はこの冊子を、世界各国の韓国公館や韓国学研究機関に配布する計画だ。また、刊行に合わせ16日にはソウル市内で、「韓国の文化象徴」をテーマにした学術シンポジウムも開催した。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0