【ソウル16日聯合ニュース】6カ国協議で韓国首席代表を務める魏聖洛(ウィ・ソンラク)外交通商部朝鮮半島平和交渉本部長が16日、ロシア首席代表との協議のため、モスクワへ出発した。
 魏本部長とボロダフキン外務次官は17日に会い、先ごろ行われた米朝2国間対話以降の6カ国協議再開に向けた5カ国の協調策と今後の対応策について、意見を交わすとみられる。また、韓国が北朝鮮核問題の解決策として提示するグランド・バーゲン(一括妥結案)の具体的な内容も話し合う予定だ。
 魏本部長は出発前、聯合ニュースの電話取材に「これまで日米と協議してきた一括妥結案についてロシアとも意見交換しようと思う。最近の状況進展に関連し、米朝協議後の対話はもちろん、制裁局面も点検する考えだ」と答えた。19日に帰国予定。
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