今回専務に昇進した李敍顕第一毛織常務(左)と任佑宰サムスン電機常務=(聯合ニュース)
今回専務に昇進した李敍顕第一毛織常務(左)と任佑宰サムスン電機常務=(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】サムスングループは16日、系列会社の役員380人を昇進させる人事異動を行った。
 李健熙(イ・ゴンヒ)前グループ会長の一人息子でサムスン電子専務を務める李在鎔(イ・ジェヨン)氏は、同社に新設される最高執行責任者(COO)就任と同時に副社長に昇進する。計32人の副社長昇進は、前日に発表された社長団人事ですでに明らかされた通り。
 また、常務クラスから88人が専務に、部長クラスからは260人が常務に、それぞれ昇進した。今年1月の定例人事に比べると、昇進人事は133人多い。
 グループ関係者は、副社長と専務の昇進者数を過去最大とすることで、サムスンを率いる最高経営責任者(CEO)候補群に厚みをもたせとし、今後は事業別の責任経営を加速していくことになると説明した。
 グループ中核企業のサムスン電子の場合、副社長12人、専務39人、常務126人の計177人が昇進と、前回の人事異動より86人多かった。李前会長の娘婿、任佑宰(イム・ウジェ)サムスン電機常務と、李前会長二女の李敍顕(イ・ソヒョン)第一毛織常務も、今回専務に昇進した。
 社長団人事に続き役員人事を終えたサムスンは、系列会社ごとに組織改編と関連人事を早期に行い、来年度の経営体制を本格的に稼動する予定だ。

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