【バンコク15日聯合ニュース】タイのドンムアン空港に着陸したグルジア籍の貨物機からミサイルなど北朝鮮製兵器35トンが見つかり、当局に押収された事件で、タイ政府は兵器の精密調査に着手するとともに、国連に兵器廃棄費用の支援を求める姿勢を示した。現地メディアによると、タイ政府報道官は15日、兵器をすべて廃棄する方針を伝えながら、「これにかかる費用について国連に資金を求める準備を進めている」と明らかにした。
 抑留されている貨物機にはロケット用の推進爆弾、肩に担ぐタイプのミサイル、さまざまなロケット、兵器のパーツなどが積まれているとされ、押収された兵器の価値は1800万ドル(約16億円)に達するという。

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