【ソウル15日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は17日に国連の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、温室効果ガス削減に関する国際機関の設立を提案する方針だ。
 青瓦台(大統領府)が15日に明らかにした。「皆でともに行動を(taking action together)」と題した基調演説を行い、温室効果ガスを「どれだけ減らすか」と同様に「どう減らすか」が重要だという点を強調し、先進国と開発途上国がともにする「グローバル・パートナーシップ機構」の設立を提案する考えだという。
 また、気候変動問題の解決には「自分から」の精神へとシフトすることが必要だと指摘し、これに基づくものとして、開発途上国の自発的な温室効果ガス削減行動(NAMA)を国連気候変動枠組条約の事務局に登録させる「NAMA登録簿」の提案や、国際社会最高水準の温室効果ガス削減目標設定など、韓国の気候変動対応努力について説明する。
 このほか、2012年の第18回会議(COP18)を韓国に誘致し、2013年以降の国際枠組み(ポスト京都議定書)の発足成功を支援するとの意向を公式に発表する予定だ。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0