開所式のようす=15日、水原(聯合ニュース)
開所式のようす=15日、水原(聯合ニュース)
【ソウル15日聯合ニュース】サムスングループの系列会社の出資金で低所得・低信用者層を対象にマイクロクレジット(小額無担保融資)事業を行う「サムスンミソ(美少)金融財団」が設立された。京畿道水原市で行われた1号店開所式には、金文洙(キム・ムンス)道知事、金融委員会の陳棟洙(チン・ドンス)委員長、ミソ金融中央財団の金勝猷(キム・スンユ)理事長、信用回復委員会の洪星杓(ホン・ソンヒョ)委員長らが出席した。
 大企業グループがミソ金融財団の事業場をオープンしたのは、サムスンが初めて。現代・起亜自動車、SK、LG、ポスコ、ロッテなどのグループも、近く同事業を本格的に開始する予定だ。
 サムスンミソ財団は、職員数14人。グループ系列会社が毎年300億ウォン(約22億円)ずつ、向こう10年間出資する総額3000億ウォンの財源で運営される。財団理事長には、李淳東(イ・スンドン)サムスン社会奉仕団社長を任命した。信用格付け7級以下の低所得・低信用者から融資申請を受けると、創業支援教育と事業コンサルティングなどを経て対象者を選定し、年利4.5%前後で5000万ウォンを限度に融資する。元利金は6か月~1年後から数年間で分割返済する条件だ。サムスンは今後、4~5支店を開設する予定だ。

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