憲政会との昼食会であいさつを述べる李大統領=15日、ソウル(聯合ニュース)
憲政会との昼食会であいさつを述べる李大統領=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル15日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は15日、「(大統領任期の)5年間を10年のように働こうと思う。間違ったことを正し、法秩序と原則を正しく確立し、国の基礎を固めることに最善を尽くす」と述べた。
 議員経験者の集まり、憲政会の会長をはじめ会員200人余りを青瓦台(大統領府)に招き、昼食を取った席での発言。李大統領は、大統領就任から2年近くとなるが、言葉よりもまず行動で示すことの重要性を感じているとした。
 また、世界状況が正常な時には韓国が世界での位置付けを上げることは難しく、むしろ世界的な危機の中でこそ、その克服にとどまらず、危機後の世界での位置付けというものを形作ることができるとの考えを示した。
 任期中に大きなことを成し遂げられないとしても、次の政権後も韓国が伸び続けることができるよう、あらゆる面で基礎を磨き正すことに最後の一日まで努力すると繰り返した。

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