【ソウル15日聯合ニュース】日帝強占下強制動員被害真相糾明(究明)委員会が16日から委員会ウェブサイトで、日本植民地時代に強制連行された際の「同行者探し」のページ運営を再開する。委員会が15日に明らかにした。
 「同行者探し」は、一緒に強制連行された兄弟や友人、隣人を探し出そうというもの。連行当時に撮影され、900人余りが映っている写真28枚をサイトで公開し、強制連行関連の被害判定を受けられずにいる人が新たに証拠や承認を確保できるよう手助けする。高齢者が利用しやすいよう、強制連行の形や年度、場所などだけを入力すれば、すぐに検索できるようになっている。
 このサービスは2008年に始まり、これまで2回、計3600人以上が映っていた写真97枚を公開した後、一時中断されていた。3回目の公開となる今回の28枚の写真は、家族が委員会に申告する際に提出したり、委員会が調査活動段階で収集したもの。
 委員会関係者は、一緒に強制連行された人を探し出すことで、強制連行の事実を立証する証拠資料がなく苦しんできた人たちの調査進行が可能になるものと期待を寄せている。

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