【ソウル14日聯合ニュース】外交通商部の文太暎(ムン・テヨン)報道官は14日の会見で、先ごろタイ・ドンムアン空港で欧州国籍の貨物機から見つかり当局に押収された兵器について、北朝鮮製のものかどうかは未確認だと述べた。北朝鮮製のものか尋ねる記者の質問に、「まだ最終調査が終わっていないため、判明していない」と答えた。
 文報道官は、北朝鮮のものと最終確認された場合は、国連安全保障理事会の決議1874違反に該当すると判断していると述べた。その場合はタイ政府が兵器を押収、処分する権限を持つと説明した。兵器を積載していた航空機の最終目的地についても、まだ正確には把握されていないとし、タイ政府が最終捜査を終え次第発表するだろうと述べた。
 また、これまで北朝鮮が航空機で兵器を輸送しようとし発覚した事例はなく、今回の事案についてはタイ政府から関連事項の通知を受けて知ったと述べた。

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