【ソウル14日聯合ニュース】政府が北朝鮮に新型インフルエンザ治療薬50万人分を提供する意向を示したことに対し、北朝鮮側が14日に受け入れの立場を明らかにした。同日朝に連絡官交信を通じ、韓国側の支援物量に異見はないとの立場を示してきたと、政府筋が伝えた。具体的な支援手順については今後、協議が必要だとしている。
 これに関連し、統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官は同日の会見で、政府は「タミフル」40万人分と「テレンザ」10万人分、10億ウォン(約7650万円)相当の手指洗浄剤を北朝鮮に支援する方針だと明らかにした。諸般の経費を含め約178億ウォン程度の南北協力基金を使用することで、南北交流協力推進協議会と書面審議を進めていると説明した。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0