討論会での鄭首相=12日、大田(聯合ニュース)
討論会での鄭首相=12日、大田(聯合ニュース)
【大田13日聯合ニュース】鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相は12日、忠清南道に建設予定の世宗市について、李明博(イ・ミョンバク)大統領の任期中にすべての入居機関の建設工事に着手するとの考えを示した。
 大田KBS主催の「世宗市討論会」に出席し述べたもの。鄭首相は、大学、研究所、企業、中学・高校など、世宗市発展方案(修正案)に含まれるものについては、李大統領の退任前に少なくとも着工し、相当部分で完工できるようにするとした。計画修正に伴う建設遅延の懸念に関しては、2030年の完工目標を2020年に前倒しする案も検討していることを示唆した。
 鄭首相は、「世宗市問題においては、何の政治的意図もない」と述べ、李大統領が長期間考えた末に、謝罪し「恥ずかしい」とまで語った真心を信じてほしいと呼びかけた。世宗市では地元住民に多くの雇用を提供し、一部では地元住民に優先就業などの雇用インセンティブを提供する考えがあることも明らかにした。
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