報告大会のようす=11日、城南(聯合ニュース)
報告大会のようす=11日、城南(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】政府はソウルでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)を来年11月に控え、「G20公園」や「G20通り」を造成するなどG20のブランディングを進める方針だ。
 国家ブランド委員会は11日、京畿道・城南の韓国国際協力団(KOICA)大講堂で李明博(イ・ミョンバク)大統領主宰の第3回報告大会を開き、G20首脳会議を契機とするこうした国家ブランド引き上げ計画を確定した。
 これに基づき、政府は来年上半期に関係官庁共同でG20の旗や公園、通りなどを指定し、G20ブランディング事業を進める。来年8月にはG20構成国の学生代表による模擬サミットを開催する。
 また、来年2月のバンクーバー冬季五輪、5~10月の中国・上海エキスポ、6~7月のサッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会などの国際イベントを機に、CNNやBBCなど海外有力メディアで国家ブランド広告を流す計画だ。
 政府はあわせて、サミットの開催決定や経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)加盟などを受け、国際社会への貢献度を高め国際的な市民意識を持たせることで、国の格を一段階高める方針だ。ことしはベトナムを対象に進めた経済発展ノウハウの共有事業を、来年はインドネシア、カンボジアなど4カ国に拡大し、2013年までに韓国海外ボランティア団2万人を派遣する。
 このほか、世界の優秀な人材との交流を目指し「グローバル・コリア・スカラシップ」事業を本格的に進め、来年には3500人を支援する方針だ。来年下半期には、国際社会での交流拡大に向けた総合的な国家マーケティングイベント「コリア・ウィーク」をインドネシアで開催する計画も立てている。



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