会議であいさつする李大統領=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル9日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日の国家競争力強化委員会の第19回会議で、来年にも数々の変数があるため、すべての国が各国の事情に合った対策を立てねばならず、国同士の協力が非常に重要だと指摘しながら、韓国では来年上半期までは積極的に財政支出を行うべきとの姿勢を示した。近ごろ経済が回復の兆しをみせているものの、依然として不安要素が残っているだけに、当面は拡張的財政政策と国際協力を基に危機克服を模索すべきとの認識だ。
李大統領はただ、国家競争力強化委員会が発足した2008年初めは経済状況も見通しも暗かったが、今は不安から安定に向かっており、将来の見通しも立つ位置まで来たと評価した。続けて「時として大変なこともあるだろうが、協力して難題を解決していかねばならない。楽観的に考えている」と述べた。
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