【ソウル6日聯合ニュース】国際的な金融危機の余震が続いているが、韓国人の外貨建証券への直接投資がことし急増したことがわかった。
 韓国預託決済院が6日に明らかにしたところによると、年初から11月末にかけ、個人投資家や一般法人が海外の株式・債券など外貨建証券に直接投資し、決済院を通じて決済した額は92億8042万ドル(約8397億円)と集計された。前年同期の45億5267万ドルに比べ103.8%増加した。
 内訳は、ユーロ市場に対する直接投資が64億6227万ドルで全体の69.6%を占めた。前年同期比359.0%の大幅な伸びをみせている。米国市場への投資も17億3442万ドルで前年同期比27.4%増えた。一方、中国市場への投資は48.7%、香港市場は29.4%、日本市場は66.7%、それぞれ減少した。
 同期間の決済件数も13万2848件と、前年同期比64.8%増加した。

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