【ソウル6日聯合ニュース】与野党が今週から、新年予算案をめぐり本格的な「対決」を繰り広げる。
 与野党は予算案処理のため、通常国会終了直後の10日から30日間の臨時国会を開くことで合意したが、4大河川整備事業の予算をめぐり意見の溝が大きく、審議は順調にいかない見通しだ。与野党が先週まで常任委員会別に小規模なつばぜり合いを行ったとすれば、今週からは予算決算特別委員会で本格的な論戦に突入することになる。
 予算決算特別委員会は7日から3日間の総合政策質疑を皮切りに、10~15日に部別審議を行い、予算案の削減・増額規模を決める計数調整小委員会を稼動する予定だ。
 最大の争点となる4大河川整備事業の予算について、与党ハンナラ党は雇用創出など経済再生に向け原案を固守する考えだが、野党民主党は大運河の前段階と疑われる浚渫(しゅんせつ)や梁設置事業、韓国水資源公社に対する政府利子支援の費用などを大幅に減らそうと狙っている。予算案処理期限についても、ハンナラ党は24日以前、民主党は十分な審議の上での年内処理を主張し、対立をみせている。
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