湖南高速鉄道着工式のもよう=4日、光州(聯合ニュース)
湖南高速鉄道着工式のもよう=4日、光州(聯合ニュース)
【ソウル4日聯合ニュース】国土海洋部は4日、朝鮮半島中部から南西部をつなぐ韓国高速鉄道(KTX)湖南線の第1期事業の公式着工式を、光州・松汀駅で開催した。式には李明博(イ・ミョンバク)大統領をはじめ政界関係者、地域住民らが出席した。
 湖南高速鉄道建設事業は、KTX京釜線の五松駅から公州、益山、井邑、光州を経て木浦(任城里)までの区間230.9キロメートルをつなげるもので、総額11兆2720億ウォン(約8兆6000億ウォン)の予算が投入される。
 第1期事業の区間は忠清北道・五松から光州・松汀までの182.3キロメートル。19区間に分け建設する予定で、現在まで15工区で着工済み、年内に残りの工区もすべて着工する。2014年までの完工を目指す。第1期事業の完工時期は当初計画より(2015年)より1年早まったものだと、国土海洋部は説明した。
 この区間が完工すれば、ソウル・竜山から五松までは京釜高速鉄道を、五松からは湖南高速鉄道を利用することになり、ソウルから光州までを現在(2時間39分)より66分短い1時間33分で移動できる。
 一方、松汀と全羅南道・木浦(48.6キロメートル)を結ぶ第2期は、2017年完工をめどとする。
 国土海洋部は、湖南高速鉄道の建設事業で20兆7000億ウォンの生産誘発と4兆2000億ウォンの賃金誘発効果があり、17万2000人余りの雇用創出効果を得られると予想している。
 同部関係者は、京釜高速鉄道で蓄積した技術を基に、設計から施行まで純然たる国内技術で湖南高速鉄道事業を施行すると説明した。
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