ソウル駅で乗車券を購入する市民ら=4日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル駅で乗車券を購入する市民ら=4日、ソウル(聯合ニュース)
【大田4日聯合ニュース】コレール(韓国鉄道公社)は4日、ストライキに参加していた全国鉄道労働組合の組合員らが所属部署に復帰し始めており、同日午後から大半の列車運行が可能になると明らかにした。
 高速鉄道(KTX)と首都圏電鉄、通勤型列車などは通常通り投入されているが、午前8時現在、セマウル4本、ムグンファ17本は運行されていない。貨物列車も、同日は平常時(一日300本)の66.6%水準に当たる200本ほどが運行される予定だ。コレール関係者は、5日から運行が完全正常化する見込みだと話している。
 首都圏物流拠点の義王内陸コンテナ基地(京畿道)では、4日の貨物列車運行率は通常の77.4%程度まで回復し、首都圏の輸出入貨物の物流機能が急速に正常化すると見込む。
 鉄道労組は、先月26日から8日間続けたストを今月3日午後に突然撤回した。機関士を含め、ストに加わった組合員は維持に必須な要員を除き1万1000人を超えた。ストの間、セマウル、ムグンファの運行率は平均60%、貨物列車は平均20%ほどに落ち込み、乗客が不便を被り物流輸送にも大きな支障が生じた。

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