コレール(韓国鉄道公社)は3日、セマウルはこの日44本(通常の59.5%)、ムグンファは202本(62.7%)を運行すると明らかにした。これら旅客列車の平均運行率は依然として60%台にとどまる。高速鉄道(KTX)と首都圏電鉄、通勤型列車は通常通り投入されているという。
貨物列車の運行本数は86本(28.7%)と、前日に比べ10本増える。 コレールは貨物列車の運行率を最大限高め、たまった産業用貨物の輸送に総力を挙げる計画だ。
首都圏物流拠点の義王内陸コンテナ基地(京畿道)では、セメント貨車の運行率が計画では55.6%と、50%を回復した。しかし、セメントをはじめ原材料輸送の滞りは続いており、大規模な物流混乱への懸念は次第に現実味を帯びている。
一方、コレールによると、ストに参加したものの現場復帰した組合員は、2日午後6時現在で1473人だという。これは、スト参加者全体1万1664人の12.7%にあたる。
ただ労組は、現場復帰した組合員が3日午前には再びストに参加していると主張する。労組は今回のストを違法と見なす政府の強硬姿勢と、会社の大規模な懲戒方針にも動揺を見せていない。労組関係者は、ストの目的と問題などを話し合う公開討論の開催を、政府とコレール経営側に提案すると話している。
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