【ソウル30日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は30日の首席秘書官会議で、忠清南道に建設予定の世宗市をめぐる論争、4大河川整備事業などの懸案について、「大統領が(テレビ番組で)国民に忠実に説明しただけに、政府の真心が伝わるよう国民に忠実に説明し、説得してほしい」と求めた。青瓦台(大統領府)の朴先圭(パク・ソンギュ)報道官が伝えた。
 李大統領は27日に特別生放送番組「大統領との対話」に出演し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が推進した世宗市建設計画を修正する姿勢を改めて示す一方、この問題で社会に葛藤(かっとう)と混乱を招いたことに謝罪した。
 李大統領はまた、4大河川整備で環境が汚染されるとの一角の主張に対し、「韓国の土木、建設、環境技術は世界最高水準だと考えているが、内部でこれを懸念するのをみて(外国は)どう考えるだろうか」と指摘した。こうした主張をする人々は、1970年代、80年代の漢江と今の漢江を比べてみるべきだと強調したという。

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