【ソウル29日聯合ニュース】ボズワース米特別代表(北朝鮮政策担当)が来月6日にソウルに到着し韓国の官僚と会った後、8日に京畿道・烏山の米空軍基地から軍用機を利用し訪朝する予定だと、米国の自由アジア放送(RFA)がワシントンに精通した消息筋の話として28日に報じた。訪朝団はボズワース代表とソン・キム6カ国協議担当特使、国務省と国防総省、ホワイトハウス国家安全保障会議の官僚で構成されるという。
 烏山の米空軍基地は、米政府の元・現官僚らが韓国経由で訪朝する場合に主に使用してきたルートだ。RFAは軍用機利用の訪朝について、米朝協議が「交渉」ではなく「接触」の性格が強く、北朝鮮に6カ国協議復帰を説得することが目的のため、米国がいつでも対話を終えて平壌をたち、必要以上の意味を与えないようにする意図とみられると解釈した。
 RFAはまた、訪朝団はソウル到着翌日の7日に韓国政府と訪朝に関する事前協議を行い、訪朝後もソウルに戻り韓国政府に訪朝内容を報告・協議してから、日中ロを訪問する計画だと伝えた。
 一方、韓国外交通商部関係者は、ボズワース代表が8日に北朝鮮入りすること以外は、まだ具体的な日程は確定していないと答えた。

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