韓国高速鉄道(KTX)やセマウル、ムグンファ、通勤用などの旅客列車は通常通り運行されているものの、首都圏に投入された一部の代替機関士の運転技術不足などのために列車が遅れるなど、利用者は不便を被っている。
コレール(韓国鉄道公社)は、27日午後5時現在、旅客列車は100%正常運行していると明らかにした。しかし、貨物列車の運行はこの日も事実上中断された状態で、当分は物流輸送の滞りが避けられない見通しだ。貨物列車は通常300本運行されるところを、この日は33本(11%)の運行にとどまった。スト初日の26日は15本(5%)だった。
韓国鉄道物流協会は27日に緊急懇談会を開き、「ストのために、輸出入貨物の運送動脈の役割を果たす貨物列車の運行が全面中断される事態が発生している」とし、ストの即刻中断を求めた。
コレールは29日から、セマウルとムグンファの平均運行率を60%台に下げる代わりに、貨物列車の運行率を引き上げる計画だ。
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