開城工業団地(資料写真)=(聯合ニュース)
開城工業団地(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】韓国と北朝鮮が開城工業団地の新たな発展像を模索するため、来月中旬に中国とベトナムの最先端工業団地を合同で視察すると伝えられた。
 統一部高官当局者が26日に明らかにし、北朝鮮側とは協議済みの状態だと述べた。開城工業団地を国際的競争力のある工業団地にするには、国際市場に通用する手続きや制度を調査する必要があると説明した。
 この視察は、6月に行われた2回目の南北実務会談で韓国政府が提議した内容を、北朝鮮側が受け入れたことで実施されるもの。南北当局間対話再開の突破口となるか、注目される。
 当局者は、今回の視察が実現すれば成果を基に、通行・通関・通信の「3通」、南北間出入・滞在、工業団地内の北朝鮮労働者用寄宿舎、通勤道路などの問題が進展するだろうと期待を示した。
 視察団は南北各10人で構成し、期間は来月12日から10日間ほどと予想される。韓国側は統一部、知識経済部、韓国土地住宅公社、開城工業団地管理委員会関係者らが参加する予定だ。

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