【ソウル25日聯合ニュース】中央災難安全対策本部は25日、新型インフルエンザによる死者が104人に増えたと明らかにした。このうち、感染すると重症化する恐れがあるハイリスク群に属する人は89人と集計されている。
 ただ、感染拡大は10月末をピークに、11月第2週からは沈静化の兆しが見えていると説明した。死者は先月25~31日に25人だったのが、11月は1~7日が23人、8~14日が22人、15~21日が11人と減っている。抗ウイルス薬の投薬者数も今月第1週の10万322人から、第2週が8万7613人、第3週は4万8182人に減少した。
 学校閉鎖は11月5日には488校に達していたが、13日に314校、17日に73校、20日に59校、23日には17校と、大きく減った。
 対策本部では、来月初めに児童・生徒に対する予防接種が完了し冬休みに入れば、感染拡大の要因も減ると見込む。感染拡大の沈静化を待って、今月3日に「警戒」から「深刻」に引き上げた危機レベルの1段階引き下げを検討するという。

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