公開された「K7」=24日、ソウル(聯合ニュース)
公開された「K7」=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】起亜自動車の準大型新車「K7」が24日、発売された。起亜自はソウル市内のホテルで各界関係者など1000人余りが出席する中、新車発表会を行った。
 会社側によると、K7は新しく開発されたプラットフォームを適用した起亜自初の準大型高級セダンで、研究開発に5年、総額4500億ウォン(約340億円)を投じて完成させた。
 起亜自は来年、K7を中東、アフリカ、中南米、中国などに順次輸出し、2011年には北米市場でも販売する予定だ。2010年に国内3万5000台、海外5000台、合計4万台を販売し、本格的な海外輸出が始まる2011年以降は年間で国内4万台、海外2万5000台の計6万5000台を販売するとの目標を立てた。
 価格は「VG240」モデルが2840万~3070万ウォン(約218万~235万円)、「VG270」が3060万~3800万ウォン、「VG350」が3870万~4130万ウォンに決まった。
 K7の「K」は、起亜(KIA)や韓国(KOREA)、「強い、支配、統治」を意味するギリシャ語「Kratos」などの頭文字を取った。「7」は準大型クラスを意味する。
 デザインは4月のソウルモーターショーで披露したコンセプトカー「VG」のデザインを適用した。国内で初めて高輝度(HID)発光ダイオード(LED)と反射板を取り入れ、LED間接照明ランプで高級感を高めた。室内空間の大きさを決めるホイールベースは2845ミリと、同クラスのモデルでは最大だという。3種類のガソリンエンジンとLPIエンジン、合わせて4種類のエンジンラインアップをそろえ、6速自動変速機を装着した。主力モデルであるVG270は、最高出力200ps、最大トルク26.0kgm、燃費は1リットル当たり11.0キロメートル。
 起亜自はエンジンと動力伝達系統の場合は5年間・10万キロメートルを、車体と一般部品は3年間・6万キロメートルの保証修理サービスを提供するほか、走行距離によって車両を事前に点検するフリーケアサービスを通じ、顧客度の満足度を高める予定だ。

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