米女子ゴルフ、シン・ジエ3冠獲得も最優秀選手逃す

【ヒューストン23日聯合ニュース】シン・ジエがあと一歩のところで米女子プロゴルフツアーの最優秀選手を逃した。
　今季最終戦のツアー選手権はテキサス州のヒューストニアンGCC（パー72、6650ヤード）で23日に最終第3ラウンドを行い、シンは1オーバーの73で回り、通算6アンダー210で8位タイに後退した。優勝は13アンダーのアンナ・ノードクイスト（スウェーデン）。
　今季最優秀選手のタイトルは、11アンダーの205で2位に入ったロレーナ・オチョア（メキシコ）に贈られた。最優秀選手の評価基準となる選手ポイントで、オチョアはシンを8点下回っていたが、今回の準優勝で12点を獲得し、合計160点でシン（159点）を制した。
　シンは最優秀新人と最年少賞金女王、勝利数1位タイ（3勝）の3タイトルを獲得し、ツアー初シーズンを終えた。実現すれば1978年のナンシー・ロペス（米国）依頼となる最優秀選手、最優秀新人、賞金王席巻する偉業は目前で逃し、残念さが残った。
　シンは「運がついて来ず、残念」とコメント。最善を尽くしたがどうしようもなかったと悔しさをにじませたが、「ことしの目標はすべて実現した」と笑顔を見せた。
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