【ソウル23日聯合ニュース】韓国取引所と韓国上場会社協議会が23日に明らかにしたところによると、9月末現在、有価証券市場に上場した12月決算法人555社の現金性資産は総額78兆8009億ウォン(約6兆538億円)で、昨年末に比べ9兆3934億ウォン(13.53%)増加した。
 現金性資産は貸借対照表上の現金・現金性資産と、短期資金運用目的で所有していたり1年以内に期限が到来する短期金融商品を合計したもの。この資産の増加は、上場企業がことしも投資より流動性の確保に注力したことを意味する。
 10大グループの現金性資産は昨年末から11.3%増の48兆6140億ウォン、それ以外のグループは同17.2%増の30兆1868億ウォンと集計された。10大グループの現金性資産が総額に占める割合は62.9%から61.6%に縮小した。
 グループ別の現金性資産保有額は、サムスングループ(13兆5654億ウォン)、現代自動車グループ(10兆1626億ウォン)、SKグループ(5兆8914億ウォン)、LGグループ(5兆1932億ウォン)の順で多かった。ことしに入り現金性資産が大きく増えたのは、ポスコグループ(112.7%)、ロッテグループ(87.8%)、GSグループ(47.6%)などだった。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0