烏山米空軍基地で演説するオバマ大統領=189日、烏山(聯合ニュース)
烏山米空軍基地で演説するオバマ大統領=189日、烏山(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】オバマ米大統領は19日午後、烏山米空軍基地で在韓米軍激励行事に出席した。行事は終始、自由な雰囲気のなかで進められ、米軍将兵らはオバマ大統領の激励の演説を聞きながら、歓喜の声を上げ、デジタルカメラや携帯電話で大統領の姿を撮影するなどした。
 行事には韓国軍を代表し、李相宜(イ・サンウィ)合同参謀本部議長夫妻をはじめ、韓米連合司令部韓国軍副士官、兵士50人らがシャープ司令官の招きで出席したほか、在韓米陸軍に派遣勤務している韓国陸軍兵士ら75人も席を同じくした。
 オバマ大統領は、「皆さんはわたしの韓国語よりずっとうまく英語を話すが、1度試してみます。一緒に行きましょう」と、韓国語で語りかけた。また、韓国民の関心とサポートにより、在韓米軍は韓国で任務を誠実に遂行することができると、感謝の意を示した。
 韓米同盟にも言及し、「韓米両国は共通の価値を共有しており、米国は確固として韓国の防衛を守る。韓米同盟は発展を継続していく」と強調した。
 演説を終えたオバマ大統領は演壇を下り、兵士らと握手を交わし肩を叩くなど、気軽に交流した。この後、専用機に乗り、帰国の途に着いた。
 一方、オバマ大統領はこの日、李明博(イ・ミョンバク)大統領との首脳会談に先立ち、駐韓米国大使館の職員や家族らを激励した。ソウル市内のホテルに非公式の場を設けたオバマ大統領は、韓米国間の友好関係構築ため尽力する大使館職員らの労苦をたたえ、「韓国が主要国首脳会議(G8)参加に続き、来年の主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議長国となったことをうれしく思う。大統領としてアジア訪問はこれが初めてだが、次の機会にまた来る」と述べた。
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