イ・ボムホが日本プロ野球進出か、日本から照会要請

【ソウル19日聯合ニュース】プロ野球・元ハンファイーグルス内野手のイ・ボムホが日本プロ野球入りするかどうかが、近く明らかになる見通しだ。
　韓国野球委員会（KBO）は19日、日本野球機構（NPB）からイについての身分照会要請を受け、これを今季までの所属していたハンファに知らせたと明らかにした。照会要請は、日本の球団が本格的にイの獲得作業に乗り出したことを意味する。
　ハンファは今年3億3000万ウォン（約2540万円）だったイの年俸を7億5000万ウォンにアップし、4年間保障、40億ウォン（契約金含む）という破格の条件を提示したにもかかわらず、イは日本進出に強い意欲を示していた。日本進出の具体的な条件を「2年で3億円程度」と言及している。パ・リーグのソフトバンクなどが狙っているとされる。
　イは今年のフリーエージェント（FA）宣言選手では、元チームメイトのキム・テギュン（ロッテ入団）と並ぶ目玉。精巧さにはやや欠けるが、長打力と安定した守備力で幅広く使えると評価される。今年は特に、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）韓国代表として3本塁打を放ち、日本球界の注目を集めた。
　2000年にハンファに入団、通算打率2割6分5厘、本塁打160本。今季は打率2割8分4厘、25本塁打の成績を残した。
　来月2日までに日本行きが決まらなければ、翌日から来年1月15日まで、ハンファを含め全球団との交渉が可能だ。